★すぴ豊のアメコミ名画座 『X-MENファイナル・ディシジョン』
これだけアメコミ・ヒーロー映画が多いともちろん傑作もあれば、これはダメ!と思うもの
もあるでしょう。
でも世間の評価や周りがどう言おうと、自分はこの作品大好きというのもありますよね?
例えば僕は批評家筋に評判の悪い、『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』『グリーン・ランタン』をとても楽しめました。というわけで僕が好きな、隠れた(?)アメコミ映画の名作を取り上げていきます。
目次
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再評価して欲しい『X-MENファイナル・ディシジョン』
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アメコミ映画史上初?の本格的グループ・バトル
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最愛の女性が死神と化した時、死ねない男がとった選択とは?
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再評価して欲しい『X-MENファイナル・ディシジョン』
栄えある第1回は『X-MENファイナル・ディシジョン』です。
この作品については前2作(特に『X-MEN2』が傑作だったので)と比べるとあまり褒められていないし、監督の交替による作風の変化やマグニートーが小物すぎ、サイクロップスが活躍しない、、、みたいな批判が多いのも事実です。
ただ壁をどんどんぶっ壊していくジャガーノートのシーンや鉄橋を動かすマグニートーのパワー、ほとんどホラーなジーン・グレイ(ダーク・フェニックス)等、いいシーンも多い。なにより僕はストーリーが好きです。この映画、ミュータントを“普通の人間”にするミュータント治療薬「キュア(cure=治す)」をめぐるお話です。
その時、ハル・ベリー演じるストームが、この薬のネーミングに激怒する。