★すぴ豊のアメコミ名画座 『X-MENファイナル・ディシジョン』

「不死身のウルヴァリン」の悲しさを描いた映画史に残る名シーンが秀逸。
杉山すぴ豊 2023.04.15
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これだけアメコミ・ヒーロー映画が多いともちろん傑作もあれば、これはダメ!と思うもの

もあるでしょう。

でも世間の評価や周りがどう言おうと、自分はこの作品大好きというのもありますよね?

例えば僕は批評家筋に評判の悪い、『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』『グリーン・ランタン』をとても楽しめました。というわけで僕が好きな、隠れた(?)アメコミ映画の名作を取り上げていきます。

目次

  • 再評価して欲しい『X-MENファイナル・ディシジョン』

  • アメコミ映画史上初?の本格的グループ・バトル

  • 最愛の女性が死神と化した時、死ねない男がとった選択とは?

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再評価して欲しい『X-MENファイナル・ディシジョン』

栄えある第1回は『X-MENファイナル・ディシジョン』です。

この作品については前2作(特に『X-MEN2』が傑作だったので)と比べるとあまり褒められていないし、監督の交替による作風の変化やマグニートーが小物すぎ、サイクロップスが活躍しない、、、みたいな批判が多いのも事実です。

ただ壁をどんどんぶっ壊していくジャガーノートのシーンや鉄橋を動かすマグニートーのパワー、ほとんどホラーなジーン・グレイ(ダーク・フェニックス)等、いいシーンも多い。なにより僕はストーリーが好きです。この映画、ミュータントを“普通の人間”にするミュータント治療薬「キュア(cure=治す)」をめぐるお話です。

その時、ハル・ベリー演じるストームが、この薬のネーミングに激怒する。

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  • アメコミ映画史上初?の本格的グループ・バトル
  • 最愛の女性が死神と化した時、死ねない男がとった選択とは?

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