★スーパー犬クリプトがついに実写映画デビュー!?ジェームズ・ガン版スーパーマン
ジェームズ・ガン監督のスーパーマン、いよいよ始動!
ガン監督が手掛けるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作にして、ガーディアンズの最終作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVOLUME3』がついに公開されました。
作品自体とてもすばらしく、この9年間ガーディアンズを見届けてきた者としては感無量です。本作の感想についてはまたいつか機会があれば書きたいと思いますが、本作によりジェームズ・ガン監督は一旦MCUを離れ、これからはDCスタジオの共同CEOとして活躍の予定です。
そして彼が映画監督として参加するのは、2025年7月11日公開予定の『スーパーマン:レガシー』。2024年の撮影開始を目指して現在準備中です。
スーパーマンの若き日を描くと言われるこの作品。気になるのはスーパーマン役を誰が演じるかですが、有力候補なのがデヴィッド・コレンスウェット。ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』やホラー映画『パール』にも出演しています。
またニコラス・ホルトが何らかの重要な役で招聘されているらしい。スーパーマン役か宿敵レックス・ルーサー役のどちらかと言われています。スーパーマン / クラーク・ケントの恋人ロイス・レイン役にはドラマ『マーベラス・ミセス・メイゼル』のレイチェル・ブロズナハンやヒューゴ・ウィーヴィングの姪で『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』『ガンズ・アキンボ』『スクリーム6』に出ているサマラ・ウィーヴィング(僕は彼女のファン)の名があがっているようです。
基本、ガン監督は若いスーパーマン / クラーク・ケントを考えているので、スーパーマン役が決まれば、その人との相性でロイスやルーサー役が決まるのでしょう。
スーパー犬クリプト登場は既定路線!?
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ところでガン監督と言えば大の犬好きで知られています。というわけで彼のスーパーマン映画にはスーパーマンのペット犬クリプトが出ると言われています。クリプトはスーパーマンの青年時代=スーパーボーイとして活躍するエピソードの中に登場しました。1955年のことです。
設定では、スーパーマンの実の両親ジョー・エルたちが息子カル・エル(後のスーパーマン)をロケットで逃がすことを考えた際、そのロケットの試作品に犬を乗せ地球へと放ちました。しかしロケットは軌道をそれ、このワンちゃんは結果的にカル・エルが地球に到着しスーパーボーイとなった後に地球へとやってきます。そこでスーパーマンのペット犬となるわけです。クリプトン生まれですから、当然地球ではスーパーマン同様のパワー=飛行能力を持っています。
2022年に公開されたアニメ映画『DC がんばれ!スーパーペット』に登場。この時の声を演じていたのは後にブラック・アダムとなるドウェイン・ジョンソンでした。
今回、このクリプトがガン監督のスーパーマン映画に出るのは確実と思われる理由は、
先にも書いたように彼が犬好きなこと。
さらに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVOLUME3』でコスモ・ザ・スペースドッグというワンちゃんが想像以上に活躍することです。コスモは旧ソ連が人工衛星の実験に乗せた犬ということですが、コミック版のクリプトの設定と似ていますよね。
今回のコスモは、スーパーマン映画にクリプトを出すための予行演習だったとも言われています。
マーベル公式より
実際、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVOLUME3』のプロモーションでクリス・プラットと海外のメディアの取材に応じた際、「次のスーパーマン映画にクリプトは出るよ。モーション・キャプチャーで君(クリス・プラット)が演じるのはどうだい?」とギャグを交えて答えていました。
クリプトがどんな風に活躍するのか、楽しみですね。
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