★ヒーロー映画のタレントさん吹替についてどう思うか?僕は支持します。
を使う例も増えてきました。こうしたケースについて意見を聞かれることが多いのですが
僕は“賛”です。
2019年の4月、GW商戦を狙ってとあるアメコミ・ヒーロー映画が日本で封切られました。
この時、日本語版吹替にある有名な日本人俳優を起用したことがあります。このキャスティングについて一部のファンの方から疑問の声があがりました。
要はプロの声優さんを使うべきではないか?話題狙いのタレント・キャスティングはいかがなものかと。
ただ僕はこのキャスティングは大成功だったと思います。
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ヒーローたちの最大の敵はコナンくん。そしてイケメン・アイドル!?
実は日本においてGWの映画興行というのは『名探偵コナン』の壁が立ちふさがります。
さらにこの時はアメコミ映画としては『アベンジャーズ エンドゲーム』があり、さらにさらに日本のイケメン俳優勢揃いの『キングダム』が公開されるわけです。
強敵しかいない。こうした状況の中で宣伝、特にテレビの情報番組で時間をとって紹介されるというのはとても難しいのです。
関東エリアの方なら『王様のブランチ』という土曜の情報番組をご存じでしょうが、
あの映画コーナーの中で『名探偵コナン』『アベンジャーズ エンドゲーム』『キングダム』に続いて、このアメコミ映画が紹介されるためには、よほどのニュース性がなければなりません。「あのXXXさんが日本語吹替に挑戦!」というフックがどれだけ武器になることか。
いやそもそもそんな激戦区のGWにぶつけなくても、という声もあるかもしれませんが、
アメリカ公開と時差があればあるほど納得しないファンの方というのも多いのです。
結果、あの吹替版はとても良かったし、またその俳優さんは、アメコミ・ファンを集めた最速試写会の会場にわざわざ来てくれて、アメコミ・ファンたちに対し「応援よろしくおねがいします」と挨拶しました。
映画は公開されればいいというものではない、公開された映画をいかに当てるか、という工夫と努力も重要なのです。
『トランスフォーマー ビースト覚醒』に中島健人さんが参加!
さて8月4日公開のトランスフォーマー映画最新作『トランスフォーマー ビースト覚醒』
の日本語吹替版にセクシーゾーンの中島健人さんが参加することが決まりました。
中島さんはトランスフォーマーたちとコンタクトする青年ノアの声を演じます。
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子供のころから大好きで、
携わることが出来てすごく光栄です。
オファーを受けた時、
心の中のビーストが覚醒しました!
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#トランスフォーマー #ビースト覚醒
𝟴.𝟰 (𝗙𝗥𝗜) 公開
実は僕はWOWOWの映画番組『中島健人の今、映画について知りたいコト』のスパイダーマン回に出演したことがあります。そこでスパイダーマン・トークしたんですが、スパイダーマンはおろか映画全体について詳しいし、愛があるんですね。トランスフォーマーについても詳しかった。いつかヒーロー物に出たいと言っていたので、その夢かなうといいなと思ってました。今回、『トランスフォーマー ビースト覚醒』に参加ときいてちょっと嬉しくなりましたね。もちろん中島さん自体ノリノリだろうし、トランスフォーマー好きにとってもこういう形で、自分たちが好きなヒーローに脚光が当たるのは歓迎でしょう。やっぱり自分たちが応援しているトランスフォーマーがヒットしてくれたらこんなにハッピーなことはない。特に今年の夏は『インディ・ジョーンズ5』や『ミッション・インポッシブル』、宮崎駿さんの新作とこれまた競合ぞろいなので、トランスフォーマーたちだって強力な助っ人は欲しいでしょう。
こうした派手な声優作戦を展開しつつも、オプティマスプライム=玄田哲章さん オプティマスプライマル=子安武人さんとファンが納得するキャスティングをしています。
『トランスフォーマー ビースト覚醒』は日本語版も観に行かなきゃ、です。
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